手袋のつけ方外し方 手袋には様々な種類がありますが、特に薄手のタイプは爪を引っ掛けて破れることがあるため、丁寧に扱いましょう。

手袋のつけ方

  • 1 手を洗う
    手袋をつける前に手をハンドソープなどで洗って清潔にします。キズがある場合は手袋をつける前に絆創膏などでキズをふさぎ、キズ口に手袋がふれないようにします。
  • 2 先に片方の手に装着する
    手袋をつけていない手で手袋の外側をさわってしまうと、手に付着している菌やウイルスが手袋に付着してしまうので、素手で手袋の外側をさわらないよう、注意して装着しましょう。
  • 3 もう片方の手に装着する
    最初に装着した手と同様にしてつけます。
    手袋は両手につけるのが基本です。

手袋の外し方

  • 1 手袋をつけたまま洗います
    手袋をつけたまま、手洗いの要領で台所用洗剤などで洗います。
  • 2 手袋の袖口を折り返します
    手袋の袖口部分を折り返し、指先の方に引っ張りながら裏返すようにします。
  • 3 手袋を外し、表面を外側に返す
    手袋の袖口部分を持ち、裏返った表面を外側に返します。
  • 4 袖口を絞ります
    手から外した状態ののまま空気が逃げないよう、しっかりと袖口をしぼります。
  • 5 空気を入れてふくらませます
    袖口をしぼったまま空気を送り込み、5本とも指先が出るまでふくらませます。

参考図書

「かんたんマスター感染対策(照林社)」
「食中毒・感染予防対策ハンドブック(医事出版社)」
「ねころんで読めるCDCガイドライン−やさしい感染対策入門書(メディカ出版)」

監修

八杉クリニック院長 八杉 誠

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